診療のご案内

主な診療一覧

白内障

目の中のレンズの役目を果たす水晶体が白く濁り、視力の低下を招く病気です。水晶体の中のタンパク質がさまざまな原因から白く変化することで、濁って見えるようになります。
原因は、目のケガ、糖尿病などの病気、紫外線など原因は様々ありますが、加齢によるものが多く、年齢が上がるほど水晶体が濁って白内障になる確率が上がります。
白内障は、比較的若い方でも、患う可能性もある疾患です。日常生活に支障がなくても早めの処置や手術が必要なケースもあります。
当院では、白内障日帰り手術も行なっております。少しでも不調を感じられたら、お気軽にご相談ください。

白内障の主な症状

光をまぶしく感じる、視力が低下する、視界がかすむ等。
人によっては、暗い場所と明るい場所で見え方が違う、物が二重や三重に見えるといった症状が現れることもあります。

白内障日帰り手術について

緑内障

緑内障は、眼球内の眼圧が上がることで視神経が障害され、目が見えづらくなる病気です。視界が狭まり失明することもあります。厚生労働省の発表によると、日本人の失明原因の第1位という統計がとれられています。また、40歳以上の5％は、緑内障に罹患していると言われており、年齢と共に緑内障に罹患する人が増加していくこともわかっております。
緑内障は、比較的緩やかに進行していく病気で、自覚症状が現れにくいですが、早期発見・早期治療によって失明のリスクを軽減できます。放置すると視神経が傷み、その傷んだ視神経は二度と元に戻すことはできません
ぜひお早めに検診などでご自身の状態をご確認ください。

緑内障の主な症状

視界に暗点が現れる、視界が狭くなるなど

緑内障について

ドライアイ

涙の分泌量が不足したり、量は十分なのに涙の質の低下により涙がすぐに蒸発したりなどの異常によって角膜が乾燥し、目の表面が傷ついてしまう病気です。
涙は角膜や結膜の細胞へ栄養を供給するのにも使われているため、ドライアイになることで角膜や結膜が傷付きやすくなります。日本では約800～2200万人がドライアイであるといわれています。パソコンやスマートフォンの長時間の使用なども原因の一つとされ、オフィスワーカーの8人に1人はドライアイともいわれており、年々増加傾向にあります。

ドライアイの主な症状

乾燥感、異物感や目の痛み、目の疲れ、目のかすみ、目が赤くなる、涙が出るなど、あらゆる慢性的な目の不快感

花粉症・アレルギー

花粉症やアレルギーでは、主に結膜炎により目に痒みなどの症状が出ます。一概には言えませんが多くは、花粉や埃やダニ、コンタクトレンズ関連のアレルギーをおこす物質に触れる事で起こります。
主に、抗アレルギー剤点眼薬、必要によりステロイド点眼薬の追加等で治療します。春季カタル等重症のアレルギー疾患には免疫抑制剤の点眼も行います。花粉症はスギ、ヒノキだけではなく、イネ科の雑草やヨモギの雑草の花粉症も増えてきています。季節的なものもありますので、予防策や治療法などご相談がございましたら、お気軽にご来院ください。

花粉症・アレルギーの主な症状

目がかゆい、充血する、涙が止まらない

その他網膜疾患

「裂孔原性網膜剥離」「糖尿病網膜症」「網膜静脈閉塞症」等、眼を見えるように機能してくれている網膜には、様々な疾患があります。それぞれ、元となる原因は違いますが、視力が低下する、視野が欠ける、飛蚊症が現れるなど程度によりますが日常生活に支障をきたす疾患です。
見え方に異常がある場合はお早めの検診をお勧めします。

【飛蚊症について】
飛蚊症とは、モノを見ている時に黒い虫のような物が動いて見える症状です。生理的なものと病気が原因で起こるものと二種類あります。この症状は、どちらも時間の経過とともに症状が落ち着く場合があります。ですが、病気が原因の場合は、症状が落ち着いた時こそ、病状が悪化しており、自覚症状が現れた時は、手遅れの場合があります。飛蚊症が現れたら、自己判断をせずに必ず受診してください。